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脳梗塞を悪化させるタンパク質について

慶応大学の吉村昭彦教授を中心に、「ペルオキシレドキシン」というタンパク質が発見されたそうです。

このタンパク質:ペルオキシレドキシンには、どのような特徴があるのでしょうか。

脳梗塞が発症すると、脳細胞に血液が流れなくなってしまい…それが続くと、脳細胞は壊死します。

ペルオキシレドキシンとは、壊死した脳細胞の中に放出される成分(タンパク質)なのです。

つまり、ペルオキシレドキシンは壊死した脳細胞を増殖させる役割を持っているわけです。
しかし吉村昭彦教授らによってペルオキシレドキシンが発見されたことが、脳梗塞に対する新しい治療薬の開発に繋がっています。

何故なら、ペルオキシレドキシンの働きを抑制する抗体を投与することによって、脳梗塞の症状が改善することが明らかになっているからです。

また今回の発見は、脳梗塞を発症→治療が遅れてしまった患者に対する治療法開発の足掛かりになると考えられています。
(※今回の研究によって、今までわからなかった炎症を引き起こすメカニズムが解明されたため。)

現在、脳梗塞で苦しんでいる患者は約96万人いるといわれています。

その患者たちにとっても、ペルオキシレドキシンの発見は大きな期待を感じさせるものだと思います。

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