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脳梗塞の後遺症

脳血管障害と失語症

脳血管障害を発症した時、後遺症として言語障害になる患者さんがいます。
(右方麻痺で左脳部分の言語中枢部分に血栓が発症した場合、言語障害を引き起こします。)

そして言語障害は、「失語症」と「構音障害(こうおんしょうがい)」に分類することができます。

この項では、脳血管障害による失語症について考えてみたいと思います。

失語症は「話す/聞く/読む/言葉を理解する」といった、言語に関することすべてが上手くできなくなる症状をいいます。

そして失語症は、「運動性失語」と「感覚性失語」に分類することができます。

○運動性失語…

相手が話していることはきちんと理解することはできるのですが、いざそのことについて話そうとしても話せなくなる症状をいいます。
この症状は、大脳の前頭葉部分(ブローカ領域)に障害があることから「ブローカ失語」とも呼ばれています。

○感覚性失語…
相手の話している内容を聞いて話すことはできるのですが、理解力がないためまったく的外れな内容を話してしまう症状をいいます。
この症状は、大脳の側頭葉部分(ウェルニッケ領域)に障害があることから「ウェルニッケ失語」とも呼ばれています。

脳血管障害による後遺症(麻痺)は片麻痺が最も辛い症状と思われがちですが、自分自身の気持ちを表現することが難しい失語症の方が麻痺として苦しいかもわかりません。

それほど、失語症はストレスが溜まり続ける後遺症(麻痺)だといえます。

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