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脳梗塞の後遺症

脳卒中の新たなるリハビリ~HANDS療法~

脳内出血などの脳血管障害を発症した場合、身体にさまざまな後遺症が残ることが往々にしてあります。

そうした身体的後遺症には、軽度のものもありますが重度のものもあります。

軽度の後遺症であれば、理学療法士や作業療法士によるリハビリによってある程度の改善は図れると思います。

重度の後遺症の場合、リハビリを継続しても改善の方向へ向かうことは難しい状況にあるのが事実なのです。

しかし現在、こうした思考を覆す治療法が注目を集めています。

その治療法は「HANDS療法(電気刺激)」です(=慶應大リハビリテーション科講師の藤原俊之氏発案)。

○藤原氏の開発したHANDS療法(随意運動介助型電気刺激装置)…

まず、麻痺側の腕に「IVES」という装具を装着します。
そして大脳から送られてくる信号(微弱な電気刺激)を、麻痺側の腕に装着したIVESに伝えるというシステムです。
事実、HANDS療法によって、多くの後遺症に悩んでいる患者さんの手の指が動くようになりました(120人中の半数)。

藤原氏は、このHANDS療法を次のように考えています。
「HANDS療法をリハビリ治療の1つとして続ければ、電気補助という刺激がなくなても手の指が動かせるようになる。」と…。

そして、次のように言っています。
「このHANDS療法は、まだ万能ではありません。HANDS療法とさまざまなリハビリをするうえで、後遺症が改善されればいい。」

もしかすると将来、HANDS療法によって「麻痺は治らない」という定説を打ち破ることができるかもしれません。

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