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脳梗塞になってしまったら

脳梗塞による異常行動

脳梗塞を発症、もちろん身体に残った麻痺という後遺症もありますが、発症後1~2週間はたくさんの異常行動が見られます。

例えば、家族を含め看護師、先生に対しての罵声・叱責…「お前、ぶっさいくやなぁ~死んでまえ」…もちろん、患者(当事者)はまだ意識も朦朧状態にあるため、まったく覚えていません。
また、片麻痺になったという現況にも関わらず、健常者の如くベッドから降りて歩こうとしたりします(もちろん、歩けるわけはないのですが)。昼間は誰かが(身内の人・看護師)監視しているからいいのですが、夜はずっと監視するわけにもいかないためお腹を中心に手足を縄状のもので縛ります。それでも、若い男性なら瞬発的な力で縄を振りほどき、ベッドの下に落ちてしまい、必死に動こうとしたりします。

医師や看護師は、脳梗塞発症直後の患者の行為を熟知しているからいいのですが、いざ身内のとなると何をどう接していいのかわからず、うろたえてしまうこともあると思います。
何故、そのような異常行動が起こるのでしょうか。脳梗塞に代表される脳疾患は脳に血が詰まったり破けたりします。その状態が続くと脳圧が圧迫されます。圧迫された脳全体の組織が麻痺した感覚になるのです。
その証拠として4~5日、脳圧を正常に戻すためいろいろな処置が施されます。この脳梗塞による異常行動は、通常なら1~2週間で治まり、患者(当事者)も発症する前の穏やかな性格に戻ります。

もし身内の方が脳疾患になられた場合、大抵の発症者がこのような異常行動を起こします。是非、頭に留めておいてください。

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