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脳梗塞になってしまったら

脳梗塞治療中は指先を動かすといい

脳梗塞を治療する場合、薬物以外の治療方法として、理学療法士や作業療法士によるリハビリも行われます。

そして理学療法士や作業療法士がリハビリをする時、必ずある基本動作から始めます。

その基本動作とは「指先を動かす」ことです。

事実、患者様に対して理学療法士や作業療法士が最初に行うリハビリは、麻痺した指先のマッサージから行ないます。

しかし何故、指先を動かすリハビリが脳梗塞を発症した患者様に良いのでしょうか。

人間の身体の中で、もっとも複雑で繊細な動きをする部分は指先です。

その指先には骨や筋肉だけでなく、神経や血管・腱など多くの組織が集まっています。

例えば脳梗塞で右片麻痺を発症した場合、右の指先を動かそうとするのは非常に困難なことかもしれません。
(リハビリとしての難易度が高い。)

しかし指先に神経を集中してリハビリをすれば、ダメージを受けた脳細胞が少しずつですが活性化し始めるのです。

指先を動かすことによって、脳細胞のシナプスが新たな神経系を構築しようとするのです。

脳梗塞を発症する前のように指先を動かすことは、非常に長い時間を要するかもしれません(回復には時間がかかる)。

ただ…指先に神経を集中させて少しでも動かすことができれば、それは脳細胞神経に新たな道ができることを意味するのです。

脳梗塞のリハビリは、すぐに結果が伴うものではありません。

それでも指先を動かすリハビリを続ければ、必ず脳梗塞による麻痺の回復に繋がります。

「継続は力なり」です。

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