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脳梗塞になってしまったら

rt-PA静脈注射療法

2012年度から、脳梗塞治療の1つにrt-PA静脈注射療法(組織プラスミノーゲン活性化因子)が行えるようになりました。

rt-PA静脈注射療法とは、いったいどのような治療法なのでしょうか。

rt-PA静脈注射療法は、脳梗塞によってできてしまった血栓を溶かす治療法です。

実はこのrt-PA静脈注射療法は、約4.5時間以内に投与することができれば劇的な改善を得ることができるといわれています。

今まで脳梗塞を発症してしまうと、(発症した部分にもよりますが)片方の手足が麻痺する/言語障害といっ身体へ後遺症を引き起こします。

そうなる原因は、血栓ができることによってその部分の脳細胞が壊死してしてしまうからです。

しかしrt-PA静脈注射療法を投与できる状態にあれば、脳内にできた血栓を即座に溶かし脳細胞が壊死するの防ぐのです。

もちろんrt-PA静脈注射療法の投与が上手くいけば、手足の片麻痺や言語障害が回復することになります。

今後の生活を考えた時、麻痺を発症した状態で生活をする/しないは、大きな変化をもたらすことは言うまでもありません。

どちらにしても脳梗塞を発症した場合、治療に掛かるまでの時間が勝負を決するのです。

ちなみにrt-PA静脈注射療法は、約4.5時間以内に投与できたとしても、すべての症例に対して効果が得られるわけではありません。

脳内出血/内頸動脈・脳底動脈・中大脳動脈近位部などの太い主幹動脈の閉塞に関しては、有効性が低いといわれています。

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