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脳梗塞になってしまったら

脳梗塞の治療方法

脳梗塞を発症した場合、時間が勝負の鍵となります。対応が早ければ早いほどダメージが少なくなるからです。
また脳梗塞によって出血の起こった部位、大きさ、患者の年齢等々によっても、治療方法は異なります。

脳梗塞の急性期の治療は、薬・点滴による内科的治療が中心です。まず「血液の固まりを溶かす薬として血栓溶解薬」、「脳を保護する薬として脳保護薬」、「脳のむくみ・腫れを抑え、血液が固まりを抑える療法として抗脳浮腫療法」が処方されます。
この薬の中で、特に血栓溶解薬は発症後3時間以内に処方されなければなりません。何故なら、血液の固まりが溶けなければその部位は必ず壊死してしまうからです。少しでも可能性がある限り、脳の組織を壊したくないからです。
この3つの薬を処方(点滴)し落ちついてきたら、改めて脳の内部を撮ってみます。発症者の状態によっては血の固まりを除去するため、外科的手術・脳内視鏡手術を行う必要もあります。

ここまでの治療で、ある程度、発症者の容態は安定してきます。
そして、手足の麻痺や言語障害が認められた場合、なるべく早く機能回復を促すためにもリハビリを行います。何故なら、麻痺は発症後6ヵ月が機能回復の勝負だと言われているからです。

また発症者の容態が安定してきたとき、内科的治療として血圧を下げる降圧剤が使われます。降圧剤は、血圧を下げるばかりでなく、脳梗塞を含めた脳疾患の再発予防にも効果があるからです。
降圧剤で必ず気をつけていただきたいことがあります。血圧が下がったからといって勝手に処方するのを辞めないでください。その間違った自己判断が、必ず脳疾患の再発を起こします。

このように脳梗塞にとって的確な判断・治療が、脳のダメージを最小限に留めてくれます。

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